アパートやマンションを借りるときの手順を解説します。
探す段階から契約・入居までの流れは知っておきましょう。
具体的な条件を検討しよう
お部屋を探すときに一番重要なポイントは 『自分が何を求めているか』ということです。
部屋の間取りや地域、予算や引越の時期など・・・
難しいのは、自分の希望も定まらず漠然と「部屋を探しているんですけど」という方。
希望がわからないと物件が絞れないのです。
条件を具体的に検討すると、実際に物件を見たときに検討しやすくなります。
家賃相場を調べてみよう
お部屋探しをするとき、一番重要なのは『予算』です。
地域ごとに家賃相場は異なります。同じ地域でも人気の地域とそうでない地域ではそれなりの差がつくものです。
例えば、ワンルームマンションの相場が5万円なのに、3万円で探しても見つかりません。
まずは家賃相場を見て、自分の希望を固めておきましょう。
マンションかアパートか一戸建てか
マンションとは一般的にコンクリート構造の物件を指します。
アパート(ハイツ)は木造や軽量鉄骨構造の物件です。
同じ間取りでも、マンションよりもアパートのほうが家賃は2割程度安くなっています。
また、マンションは共益費や駐車場は別途かかるのが普通ですが、アパートの場合は家賃に含まれているケースが多くなってきました。
住み心地については、防音性や保温力などは一般的にマンション物件のほうが優れていますが、最近のアパートもなかなかのものです。
新しいアパートでは、設備も含めてマンションよりも優れた物件が出ています。
一戸建ても忘れてはいけません。
アパートやマンションは、どうしても他の方との共同生活となります。
小さなお子様がいる場合など、周囲に気を使うことも多いでしょう。
しかし、一戸建てタイプであれば、階下の方に気を使うことはありません。
もちろん、一戸建ての注意点もありますが、メリットも大きいと言えます。
間取りについて考えてみよう
自分が今住んでいる部屋や、友人の家などを参考に考えてみてください。
風通しや部屋の向き、必要な部屋の数などを検討してみます。
自分の家財道具の量によっても異なりますが、予算があれば『大は小を兼ねる』ものです。
一部屋余分にあれば、『巨大なウォークインクローゼット』ができたのと同じですね。
その他、自分のイメージする生活を検討して、予算とともに可能な間取りを考えておくことが重要です。
賃貸情報誌やインターネット
雑誌については、さくら屋も「CHINTAI」「住宅ジャーナル」に掲載をしていますが、これからはインターネットが主力となるでしょう。
しかし、インターネットを手がけている業者は、足利市内では少数派です。
さくら屋では先駆けて、インターネットによる物件検索を始めました。
今後はインターネットが中心となっていくと考えています。
ですが、検索できる情報がすべてではありません。
そのような情報はあくまで参考に、実際は自分の足で探す方法がいいでしょう。
また、雑誌の情報は『原稿出稿から掲載まで2週間かかる』という性質を理解してください。
さらに、掲載できる情報は非常に限られています。
逆にインターネットのタイムラグは非常に短く、サーバーの情報更新まで1日弱です。
効率のよい探し方をするには、電話やメールで問い合わせたあとに、実際に足を運ぶことが重要です。
都会と田舎の違い
インターネットで簡単に情報が手に入れられる今、様々な話を耳にすると思います。
賃貸物件対策のようなホームページもいろいろ存在します。
しかし、それを鵜呑みにしないでください。
都会の業者と田舎の業者は、やり方が全く異なります。
よくある申込金や手付金などのシステムは、この地域ではありません。
部屋を見る前に契約させるようなこともしません。
まずは、地域の違いを理解してから下見に向かいましょう。
下見の際に気をつけること
この段階では、今まで考えてきたことが重要です。
また、1日に下見ができる限度は3〜5件と考えてください。
それ以上の件数を見ても、印象に残らないばかりか混乱してきます。いろいろな物件を見ることもひとつの手ですが、店頭で物件資料を見た段階でそのくらいに絞りましょう。
また、下見の際に有効なツールは『デジカメ』や『ビデオカメラ』です。これらがあると、帰宅してから検討する際に便利です。
物件の下見は、担当の営業と一緒に行うのが普通です。
わからないことがあればその場で聞きましょう。
特にリフォーム前の部屋を見る場合、どの程度の修繕を行うのか、きちんと確認することが重要です。
下見には時間がかかります。
時間には十分な余裕を持って出かけましょう。
具体的には、5件ほど見て回った場合、最低2時間はかかると思ってください。
日没になると下見は困難になります。日没前にすべての物件を見終わる時間帯に設定しましょう。
退去前物件の場合
契約には退去予告というものがあり、通常は退去1ヶ月前に予告が入ります。
その時点で募集を開始するため、タイミングによっては入居中で見られないということが出てきます。
都会の業者では、理由を付けて下見ができなくても契約や申し込みをさせる場合もあるようですが、この地域は違います。
退去するまでは『予約』という扱いになります。
そして、退去後に改めて下見をしてもらう形をとっています。
もちろん、申込金などの金銭は一切不要です。
足を運ぶ手間はかかりますが、その分、安心していただけるのではないでしょうか。
周辺の状況などを現地で確認し、中が見たいと思った部屋はチェックしておきましょう。
周辺環境のチェック
部屋の周囲の環境は、やはり重要です。
自分が求めている点は、正直に担当者に告げるほうがいいでしょう。
また、都会と違って交通網の整備がされていません。電車やバスを利用するという考えは、この地域では重要な要素ではないのです。
基本的に車での移動が必要と考えてください。
極端な話ですが、コンビニエンスストアに行くのも車が無いと不便です。
ですので『駅から徒歩何分』という条件は、あまり意味が無いでしょう。
むしろ駅前よりも、物件重視で探してみてはいかがでしょうか。
部屋のチェック
実際に部屋を見たときに注意する点がいくつかあります。
図面と印象が異なることは比較的よくあります。
広さは必ず自分自身で確かめるようにしてください。
また、ドアや設備の状態のなど、気になる点はよくチェックしましょう。
担当者はすべての状況を理解しているわけではありません。気がついた点は言っていただけると助かります。
下見が終わったら・・・
下見をして気に入った物件があれば、ひとつに絞らなくてはなりません。
部屋の状況によって入居が可能な時期が異なります。
自分が住みたい時期と可能な時期、それが一致しなくては住むことができません。
それらも考慮に入れて、部屋を決めましょう。
現在住んでいる物件が賃貸であれば、その退去時期も考慮に入れる必要があります。
それらの内容は、遠慮なく担当者に相談してください。
可能なこと、また不可能なことはそれぞれ出てきます。
すべて希望通りの物件など、まず無いと思ってください。
その中で、妥協できる点とできない点をリストアップして決めることが大切です。
入居申し込み
部屋を決めたら次は入居申し込みです。
所定の『入居申込書』に記載をしていただきます。
また、 入居申し込みに当たっては『連帯保証人』が必要です。
原則として、定職に就いている親族の方(通常は両親)になっていただいています。
特別な理由が無い限り、知人や友人、上司の方などが連帯保証人になることはできないと思ってください。
また「保証人代行システム」を利用することもできます。
ケースバイケースでの対応となりますのでご相談下さい。
入居申込書は必ず自署捺印が必要となります。また、本人確認の書類として『免許証のコピー』を頂いております。
加えて、連帯保証人の方の自署捺印も必要となり、さらに連帯保証人の方には実印での捺印と印鑑証明書の提出が必要となっています。
物件によっては、所得証明書や住民票の提出が必要な場合もありますので、ご了承ください。
入居審査
入居申し込みを行っても、すぐに住めるわけではありません。
申込書を頂いた後に入居審査が行われます。
勤務先や連帯保証人など、トータルで審査を行います。
入居審査は3日程度かかるのが普通です。
審査に落ちた場合は、残念ながら契約することはできません。
理由については、一切申し上げることができませんのでご了承ください。
入居申し込みは契約ではない
勘違いの点として、入居申し込み=契約だと思われている場合があります。
入居申込書には自署捺印がされ、連帯保証人の自署捺印まで必要なために勘違いが生じることもあります。しかし、これはあくまでも『入居の意思』を確認するだけの書類です。
ここでも都会と違い、申込金などの金銭は一切不要です。
したがって、入居申し込み後にキャンセルすることもできますが、この段階でのキャンセルはよほどのことが無い限りは避けてください。
申し込みがあれば入居にむけて書類の作成や部屋のリフォームなどの最終手配に入ります。
キャンセルは場合によっては費用請求の可能性もありますので、くれぐれも慎重に検討した後に申し込みを行ってください。
契約、契約書のチェック
契約時に確認していただく書類は2種類あります。『重要事項説明書』と『賃貸借契約書』です。
入居審査が通過すると、書類を作成いたします。
その後、書類をお渡しする際にこの二つの書類が含まれます。
(別途駐車場契約書などや火災保険申込書などもあります)
連帯保証人の方と一緒にご来社いただける場合は問題ありませんが、遠方にお住まいの場合など、物理的に来社が難しいことが多いです。その際は、先に書類をお渡しした上で署名捺印をいただき、その後すべての書類をお持ちいただいた際に説明を行うという方法を取らしていただきます。
そのため、書面がお手元に届きましたら内容を確認していただき、疑問な点があった場合はお電話等でご質問ください。
また、契約期間や物件名など、間違いが無いかも確認が必要です。
禁止事項や条文などをきちんとチェックしましょう。
内容については必ずお読みいただき、後に疑問点が出ないようにしてください。
契約書には様々な事項が記載されています。
その内容について理解をきちんとしておかないと、入居後に困ることもあるかもしれません。
基本的に間違いは無いはずですが、後に誤解を生じないためにも確認は必要です。
たとえ誤解であっても、契約は契約です。
貸主と交わした内容については契約書に従わねばなりません。
契約内容は重要です。
契約時の費用について
契約する際には、契約に伴う費用が現金で必要です。
分割や後払いはご遠慮いただいております。
費用についての明細は、当社の場合は契約書とともに明細書を同封しています。そこに記載されている金額を契約日当日に書類とともにお持ちいただくことになります。
契約時に必要なお金は、おおむね以下のとおりです。
・敷金
・礼金
・仲介手数料
・前家賃1か月分(翌月分)
・入居日までの日割り家賃(当月分)
・火災保険料
その他、別途費用がある場合は記載の上でご連絡しております。
電気・ガス・水道などの手続き
電気と水道は、原則として入居日に開通されるようにこちらで手配します。
ですので手続きは不要です。
(物件によって異なることもあります)
しかし、ガスの開通は入居者の方がご自分で手配しなくてはいけません。
ガス会社に連絡し、開通の日を決めていただきます。
開通日は、本人の立会いが絶対条件となります。
立会いができない場合は、開通ができません。
また、ガステーブルなどの器具の設置が無い場合も開通できませんので、準備をしてから行ってください。
月々の料金支払いに関しては、直接各会社と手続きを行ってください。
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